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JR信越線横川駅から宿の送迎車で約40分で到着。
森村誠一氏の小説「人間の証明」の舞台になった宿として有名。
明治期に建てられたという建物の玄関をくぐり、2代目の大女将に部屋に案内される。
部屋は10畳の広さがあり、びっくり。
ドアには内鍵だけで外からはかけられない。
部屋には金庫もないので、貴重品等は帳場に預けるしかない。
標高が1,100m以上もあるので、コタツとストーブが出ていた(冬場は暖房費が請求される)。
部屋を出て階段を降りると、目の前に浴室がある。
湯治場の風呂場という感じである。
浴室のドアを開けるなり、硫黄の香りで歓迎された。
山の温泉に来たという感じを与えてくれる。
10人は入れるタイル張りの浴槽に、無色透明の源泉が掛け流されている。
お湯が注がれているところにはコップが置いてあり、飲泉できることを物語っている。
早速、コップに2杯飲み込む。
飲泉派にとっては至福の瞬間である。
癖のないお湯で、もう1杯飲んでしまった。
しばらく入っていると、肌に細かな気胞が付いてくる。
硫黄の香りに続いて、気胞のお出迎えに感動してしまった。
源泉の温度が39℃ということで、ゆっくりと長湯していられる。

夕食

朝食

夕食・朝食とも非常に質素で、山の素材を利用した構成になっている。
個人的には、山菜の天ぷらが美味しかった。
4代目の若旦那が調理師免許を取っているらしく、3代目の女将と調理しているようだ。
量としては決して多いとはいえないが、健康的な食事と言える。
布団であるが、上げ下げはセルフサービスになってる。
 
宿泊日・・・2002年10月2日
宿泊料金・・・9,500円(税別)
泉質・・・カルシウム−硫酸塩温泉
湧出量・・・毎分240リットル
湧出温度・・・39℃